開咬 | 歯列矯正専門　うちだ矯正歯科クリニック｜奈良県生駒市　美しい歯並びと、健全な咬み合わせのための矯正治療

開咬（前歯で咬めない）

奥歯は咬んでいても、前歯が咬み合わずに開いている状態です。

前歯で食べ物が噛み切れない
舌を前に突き出す癖がある
サ行・タ行が発音しにくい

幼児期の指しゃぶりや舌を前に出す癖、下唇を舐める癖、鼻閉塞による口呼吸、顎の成長不足などが主な原因です。
前歯で食べ物を噛み切ることが困難なため、食事に時間がかかる、または丸飲みすることで胃腸に負担を掛けてしまいます。
また構音障害を伴うことが多く言葉が不明瞭で聞き取りにくいのが特徴です。

矯正治療は、各々の不正咬合の状態にあわせてオーダーメードの治療を行うものと、ご理解下さい。このため矯正治療の方法や期間、治療結果は、各患者さまで異なります。
ここに掲載した矯正治療例は、あくまで参考程度にお考え下さい。

治療について

奥歯のみ咬み合っているが前歯は咬み合っていないのと上顎前歯の前方突出も見られた。上顎左右第一小臼歯を抜歯して前歯の緊密な咬合を治療目標とし、奥歯の圧下と、顎間ゴムを終始併用して矯正治療を行いました。顎間ゴムが非常に協力的で17ヶ月の動的治療期間で終了する事ができました。開咬の特徴として咬む力が奥歯にのみに集中するため、すり減りやすいのと、保定期間後も、舌で前歯を押さないようにする注意が必要です。　